北竹ノ下T遺跡(西条市安用・道前平野農地整備事業に伴う埋蔵文化財発掘調査)において龍泉窯青磁筆架が出土しました。日本では初めてです。 青磁筆架は、8区の井戸(SE2・15世紀〜17世紀前半)から出土したもので、8区では室町時代〜江戸時代初頭の遺構・遺物が確認されています。 筆架とは、書写や作画の間に筆や墨を寝かせておくための台で、今回出土した筆架は、
筆架は、中世において「 以上のことから、青磁筆架の出土は、書や絵画を嗜み、文房具にもこだわりを持つ文化的水準の高い人物(僧侶や有力な武士)が本遺跡の近傍に存在していたことを示しています。 |
|
※クリックすると動画が再生されます(約37MB) |
筆架出土状況 |
北竹ノ下T遺跡についてはこちらをご覧ください |