愛媛県生涯学習センター・公益財団法人愛媛県埋蔵文化財センター 共同企画展「えひめ弥生時代の絵画 -二千年前の絵画に何が描かれていたのか-」 |
愛媛県では、近年の発掘調査で弥生時代中期(約2,000年前)から古墳時代初頭(約1,800年前)の絵画土器が出土しています。 絵画土器には龍や船、鹿や建物などが描かれていました。弥生人たちはなぜ龍や船を描いたのでしょうか。また描画技法に特徴があったのでしょうか。 今回の展示では愛媛県で出土した主な絵画土器を展示し、描かれた背景や描かれ方を考古学と美術的観点から探っていきます。そして愛媛の地で活躍した弥生人たちの躍動感あふれる歴史を原始絵画の鑑賞をとおして体感します。
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この企画展の会期中、学び舎えひめとの連動で3回の考古学・美術講座が開かれます。 展示をより深める内容となっておりますので、ぜひご参加ください(受講無料)。 |
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今治市県中屋III遺跡出土 高杯に描かれた鹿 (弥生時代中期後半・今から約2,000年前) |
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今治市別名寺谷I遺跡出土 高杯に描かれた建物 (弥生時代中期後半・今から約2.000年前) |
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今治市新谷森ノ前遺跡出土 鉢に描かれた船 (弥生時代後期前半・今から約1,900年前) |
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今治市下経田遺跡出土 壺体部に描かれた船 ※船が描かれたところを白く着色加工 (弥生時代終末期〜古墳時代初期・今から約1,800年前) |
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今治新谷森ノ前遺跡出土 広口壺には 2体の龍(龍A・龍B)が描かれていた (弥生時代後期前半・今から約1,900年前) |
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広口壺に描かれた龍A ※船が描かれたところを白く着色加工 |
広口壺に描かれた龍B ※船が描かれたところを白く着色加工 |
今治市新谷森ノ前遺跡出土 壺の体部に描かれた龍 (弥生時代後期前半・今から約1,900年前) |
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松山市宮前川遺跡出土 壺に描かれた龍? (弥生時代終末期〜古墳時代初頭・今から約1,800年前) |
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今治市下経田遺跡出土 広口壺口縁部に描かれた線画 (弥生時代終末期〜古墳時代初頭・今から約1,800年前) |
主 催 | 愛媛県生涯学習センター 公益財団法人 愛媛県埋蔵文化財センター |
展示協力 | 愛媛県美術館の学芸員と麻生小学校のみなさん |
会 場 | 愛媛県生涯学習センター内愛媛人物博物館3階・企画展示室 →地図・交通案内はこちら← |
開 催 期 間 | 平成25年6月22日(土)〜平成25年7月28日(日) 午前9:00〜午後5:30 (ただし入館は午後5:00まで) |
休 館 日 | 6月24日(月)、7月1日(月)、7月8日(月)、7月16日(火) |
観 覧 料 | 無 料 |
問い合わせ先 |
・愛媛県生涯学習センター TEL:(089)963-2111 ・(公財)愛媛県埋蔵文化財センター TEL:(089)911-0502 |