展示風景 | |
平成20年度の共同企画展では、土壇原遺跡群(松山市上野町・砥部町高尾田)の弥生・古墳時代をとりあげました。 愛媛県生涯学習センターと上野団地が建っている砥部町高尾田から松山市上野には、かつて砥部川と御坂川に挟まれた河岸段丘が発達し、土壇原遺跡群が立地していました。 この遺跡群は、昭和50(1975)年から昭和53(1978)年にかけて発掘調査が行われ、弥生時代のおわりころから古墳時代(今から1800〜1400年前)にかけて、このあたりを治めていた首長のお墓とその集落があったことがわかりました。 ここでは、お墓から出土した副葬品を中心に展示し、弥生時代から古墳時代にかけて松山平野南部の拠点的な集落の一角として発達した土壇原遺跡群の様子を紹介しました。 |
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土壇原VI遺跡・調査区北西隅の土坑墓群 | 器台の上にのせられた壺が そのまま倒れたようす |
古墳時代後期の有力者の古墳 | 土坑に埋められた埴輪棺 |