平成30年度 企画展
「今治道路関連遺跡の調査成果速報展」
〜古代瓦陶兼用窯工房跡:長沢元瀬遺跡〜
[平成30年5月14日(月) 〜 平成31年3月25日(月)]
ごあいさつ | |
今年度の展示は、今治道路建設に伴い平成25年度に発掘調査を行なった長沢元瀬(ながさわがんぜ)遺跡の出土資料展です。 この遺跡は、古代の伊予国越智郡に国分寺造営の槌音が響く8世紀中葉から後半に短期間営まれていた集落です。 出土遺物は、周辺にある瓦や須恵器を焼成した窯に従事した人々の生活をうかがわせるものです。実際に使用していた器などもありますが、大半は窯での焼成時に歪んでしまい廃棄されたものです。 一つ一つの器をみていくと須恵器と土師器が同じような技法で作られているなど、当時の地方窯における工人の様子を垣間見ることができますので、器の形、製作技法の相違を含め、それぞれの資料をゆっくりご覧ください。 |
主 催 | 公益財団法人 愛媛県埋蔵文化財センター |
会 期 ・開館時間 |
平成30年5月14日(月) 〜 平成31年3月25日(月) 平日 9:00〜17:00 (ただし入館は16:30まで) |
休館日 | 土・日・祝祭日・年末年始 |
会 場 | 公益財団法人 愛媛県埋蔵文化財センター 1F展示室 [ → 地図・アクセス方法はこちらから ← ] |
問い合わせ先 | 公益財団法人 愛媛県埋蔵文化財センター TEL : (089)911-0502 |
展示室内・展示遺物の様子 |