展示の趣旨 | |
私達が発掘調査を行うとき、"その遺跡はいつ頃のものなのか?"ということをどのように判断しているのか皆様に知っていただくことを目的のひとつとしています。 遺跡の年代を知る方法にはさまざまなものがあり、最近では放射性炭素や年輪年代測定法といった科学的な分析方法も広く用いられるようになっています。 しかしながら、考古学の基本となるのは、刻々とデザインを変化させていった土器を、その形や文様のあり方をてがかりに、古いものから新しいものへと列べて、時代の指標とするという方法です。 「時代のものさし〜古代〜」では、県内の遺跡から出土した古代の土器を年代順にならべ、その変化の様子をご覧いただくとともに、「古代官衙と役人」「古代の産業」「古代寺院」などの視点から、これまでの発掘調査であきらかになった「律令体制下の伊予」の姿を紹介しました。 |
展示室内の様子 |
『埋蔵文化財調査成果の一例 -今治平野南部出土の一軒平瓦-』 [デジタルコンテンツ(SWF:5.4MB)] ※ BGMが流れますのでご注意ください ※ |
リーフレット[PDF] (1.1MB) |