展示の趣旨 | |
私達が発掘調査を行うとき、"その遺跡はいつ頃のものなのか?"ということをどのように判断しているのか皆様に知っていただくことを目的のひとつとしています。 遺跡の年代を知る方法にはさまざまなものがあり、最近では放射性炭素や年輪年代測定法といった科学的な分析方法も広く用いられるようになっています。 しかしながら、考古学の基本となるのは、刻々とデザインを変化させていった土器を、その形や文様のあり方をてがかりに、古いものから新しいものへと列べて、時代の指標とするという方法です。 「時代のものさし~古墳時代~」では、当センターがこれまで発掘調査を行ってきた古墳時代の遺跡を中心にして、「使う」「暮らす・装う」「葬る」「作る・祀る」といった様々な視点から、古墳文化の実態を紹介していく展示を行いました。 |
展示室内見取り図 |
展示室内の様子 |
リーフレット[PDF] (676KB) |