中細形銅剣出土状況 |
今治道路建設に伴う発掘調査・古谷尾ノ端遺跡の現地説明会を下記の日程で開催します。地域の皆様をはじめ、多くの方のご参加をお待ちしております。 | |
◇ 日 時 :平成24年9月16日(日) 13:00〜15:00 (小雨決行) ◇ 会 場 :古谷尾ノ端遺跡 発掘調査現場(今治市古谷) ◇ アクセス :今治市役所朝倉支所より車で5分 → 詳細場所は下の地図を参照のこと ※ 当日、現場事務所・発掘調査現場周辺に若干の駐車スペースを確保しています。 |
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◇ 問い合わせ先 ◇ (公財)愛媛県埋蔵文化財センター 山口事務所 TEL: 0898 - 56 - 2281 |
:遺 跡 の 概 要: | |
平成24年度の今治道路建設に伴う埋蔵文化財調査は、古谷地区・下経田地区の2地区3箇所で行っています(今回の現地説明会は、古谷地区の古谷尾ノ端遺跡を対象とします)。 古谷尾ノ端遺跡は頓田川の中流域に広がっている遺跡で、今年度調査した調査区では、弥生時代、古代、近世の遺構や遺物が検出されました。 特に弥生時代では、弥生時代前期中葉と弥生時代中期中葉の遺構・遺物が見つかっています。そして、弥生時代の武器形青銅器である中細型銅剣が見つかっています。 銅剣などの武器形青銅器は、地域共同体の首長層が管理してマツリに用いたものと考えられており、この遺跡周辺に地域の中核となる集落遺跡の存在が考えられます。 |
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土坑から出土した土器 [弥生時代中期(約2,100年前)] |
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土坑から出土した土器 [弥生時代前期(約2,500年前)] |