井戸検出状況 | |
平成13年6月23日(土)、松山市南斎院において、宮前川広域基幹河川改修に伴う発掘調査を行った南斎院土居北遺跡の現地説明会を開催しました。 南斎院土居北遺跡は、松山平野南部を流れる宮前川に隣接し、標高約10mの石手川氾濫原に位置しています。 本遺跡は平成12年度と合わせて2度の発掘調査が行われ、中世(12世紀末〜16世紀末)を中心とした遺構や遺物が確認されました。 遺構では、溝、土坑、柱穴、井戸、墓等が検出され、井戸については検出した段階の状態を見学していただきました。遺物では、土師器皿・杯、瓦器碗、備前焼スリ鉢・甕、唐津焼碗、瀬戸焼四耳壷、木簡・漆器椀などの木製品のほかに、貿易陶磁器の青磁や白磁などが出土しています。 当日は、小雨混じりのあいにくの天候でしたが、約200人もの方が見学に来てくださいました。どうもありがとうございました。 |
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遺構説明1 | 遺構説明2 |
パネル説明 | 遺物展示 |
現地説明会資料[PDF] (648KB) |
〜この遺跡の発掘調査報告書はこちら〜 |