遺構説明 | 遺物説明 |
平成13年1月27日(土)、新居浜市外山町において、国道11号新居浜バイパス建設に伴う発掘調査を行った星原市東遺跡の現地説明会を開催しました。 星原市東遺跡は、国領川左岸の標高約30mに位置し、室町時代(14〜15世紀)や、弥生時代前期末〜中期初頭の遺構や遺物が確認されました。 弥生時代の遺構としては、愛媛県では2例目となる前期末〜中期初頭の竪穴住居跡が3棟確認されました。遺物は、室町時代のものでは備前焼のすり鉢や白磁、青磁といった輸入陶磁器が、弥生時代のものでは貼付突帯の口縁を持つ瀬戸内式甕や、石庖丁(穂摘み用石器)・石鏃(石製の矢じり)などの石器類が出土しています。 当日は午前中まで雨が降り、とても足元が悪いにもかかわらず、約250人もの方が説明会に集まってくださいました。本当にありがとうございました。 |
現地説明会資料[PDF] (3.8MB) |
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